先日、管理物件数棟の特殊建築物定期調査報告作成のための現地調査に

立会いました。今年は福岡市南区 他 が提出の対象地域となっており、対象と

なる一定規模の建物は3年に1回の周期にて福岡市へ報告書を提出しなけれ

ばなりません。

外壁部分の打診調査及び劣化状況調査や付属設備の状況調査等が主な

調査対象となります。日頃の日常管理では、外壁の打診調査等は実施しま

せんので、一級建築士事務所の方と立会うことにより、管理しているマンション

のタイルが浮いている部分などを現地で確認出来るいい機会なんです!

幸いどのマンションも大きな欠落箇所は見当たりませんでしたが、どの部分が

どの程度劣化しているかを把握出来ました。

報告書には、図面や写真を添付していますので、分かり易い報告書になって

いますので、管理会社としましては、その結果を管理組合の理事役員の方々

へ報告する事となります。

マンション管理には、管理組合運営を専門的見解により円滑にサポートする

ソフト面と建物自体や付属設備の良好な維持管理状態を整えるハード面との

2面性があります。その2面性ともに大変重要ですが、双方ともに奥が深く

まだまだ修行中の今日この頃です。