今日は、管理受託物件の機械式駐車場改修工事の立会いを行いました。

このマンションに設置してある機械式駐車場装置は、地下2段式の昇降運転

のみのタイプですが、屋内に設置されていた事もあり、19期目を迎えましたが

大きな部品交換も行わずに問題なく稼動しておりました。しかし、消耗部品の

劣化や電気部品の劣化を問題視し、安全に稼動できるよう、先般開催した通常

総会にて改修工事を議案上程し、実施する事となりました。

今回の改修工事での交換部品は、操作キーシリンダー、リミットスイッチ、

マグネットスイッチ、 ソレイド等の部品交換です。マンションの付属設備が改修され、

良好な維持管理が遂行される 事は管理会社にとっても安心します。

しかし、この機械式駐車場は保守点検費や改修工事等で、結構管理組合会計を

圧迫させる付属設備なんです、、、。

ただ最近ご相談を受けている管理組合さまで、この機械式駐車場装置を維持コスト

削減や駐車場需要とのバランスをよく考え、撤去された話をよく耳にするようになり

ました。やはり、マンションの居住者層も竣工時と現在とでは変化しており、現在の

マンションの状況や今後のあり方をよく考え、その管理組合に適合した維持管理状況

を構築していく事は非常に重要な事だと思います。

管理会社としましては、適切な時期に的確な助言と専門的アドバイスを行う事に

よって、管理組合運営をより円滑にサポートしなければならないと思っています。